[書類設定]ダイアログボックスでは、現在開いている書類の設定、さらにサイトのパブリッシュを実行するときにこの書類をどのように出力するかを設定します。
特定の書類の設定を行うには、その書類を開き[ファイル]メニューから[書類設定...]を選択します。
新規書類を作成する際に適用するデフォルト設定を変更するには、Freewayで書類を何も開いていない状態で[ファイル]メニューから[書類設定...]を選択します。
ページのサイズとFreeway書類の保存先を設定します。

| オプション | 説明 |
| デフォルトのページサイズ | サイトのページのデフォルトサイズを指定します。ポップアップメニューに用意された一般的なページサイズから選択するか、[カスタム]を選択して[幅]と[高さ]フィールドにサイズを入力します。 |
| 幅、高さ | ページのサイズを数値で指定します。 |
| サイトフォルダ | サイトフォルダの場所を指定するには[選択...]ボタンをクリックします。サイトフォルダにはサイトのパブリッシュを実行したときに生成されるHTMLファイルとリソースファイルが収められます。 |
| ペーストボード幅 | ページエリアから各方向にどれだけの幅でペーストボードを広げるかを指定します。 |
| 書類の画像 | Freeway書類のプレビューを実行するときに、保存する画像の色深度を指定します。
[256色]を選択すると、Freeway書類のサイズが最小に抑えられます。 [約1,670万色]を選択すると、Freeway書類に画質を最大限に優先した画像が保存されます。サイトのパブリッシュを実行するときにオリジナルの画像ファイルが見つからなくても高品質の画像を生成できます。 |
サイトのパブリッシュの際に生成されるファイルのHTMLコードやファイル名のつけかたを設定します。

| オプション | 説明 |
| デフォルト HTML | Freewayによって生成されるHTMLのデフォルトを指定します。
[HTML 3.2]を選択すると、古いWebブラウザに対応できますが、CSSはサポートされません。 [HTML 4.01]が推奨される設定です。最近のブラウザすべてに対応し、ダイナミックHTMLとCSSをサポートします。 [XHTML 1.0 Transitional]と[XHTML 1.0 Strict]は、XHTML準拠のコードを生成します。この要件を満たす必要があるアプリケーションを使用する場合に選択します。 |
| HTMLコード | Freewayによって生成されるHTMLのフォーマットを決定します。このオプションは閲覧者が実際に見るサイトには何も影響しません。
[より効率よく]を選択すると、生成されるHTMLファイルのサイズをできるだけ小さく抑えるよう、余分なスペースが入りません。 [より読みやすく]を選択すると、インデントなどを使ってHTMLコードを読みやすくします。 |
| 改行 | Macintosh、DOS、UNIXでは、それぞれ改行コードが異なります。[DOS]または[UNIX]を選択すると、DOS/UNIXシステムでHTMLファイルをより無難に扱うことができます。ブラウザから見ればこれらの違いは問題になりませんが、CGIスクリプトなどで重要になる場合があります。 |
| リソース | サイトのパブリッシュを実行したときに生成される画像やその他リソースファイルの保存先を指定します。
[共通リソースフォルダ]を選択すると、すべてのリソースが1つのフォルダに収められます。 [別個のリソースフォルダ]を選択すると、サイトの階層構造を成すフォルダごとに個別に「Resources」フォルダが作成されます。 [HTMLファイルと同じ場所]を選択すると、HTMLファイルと同じ階層にリソースも収められます。 |
| ファイル名 | サイトのパブリッシュを実行したときに生成されるHTMLやその他リソースファイルのファイル名の仕様を指定します。 [英数字]を選択すると、古いタイプのサーバに対応するよう、半角英数字のみでファイル名がつけられます。 [DOS]を選択すると、MS-DOSのWebサーバとの互換性を保つため、ファイル名を半角8文字 + ピリオド + 拡張子3文字の形式に制限します。 [UNIX/Windows](推奨オプション)を選択すると、UNIXやWindowsサーバと互換性のあるファイル名がつけられます。 |
| テーブルレイアウトを補強 | 不可視GIF画像を使って、テーブルのレイアウトが崩れるのを防ぎます。 |
| 外部スタイルシート | HTMLファイルとは別にCSSスタイルシートファイルとして保存します。 |
| HTML 3.2でのブラウザマージンを設定 | ページの左上のデフォルトマージンを8ピクセルに設定します。古いバージョンのNetscapeブラウザでは無視されてしまうFreewayのゼロマージンの対策としてのオプションです。 |
| 大文字タグ(XHTML以外) | HTMLタグが大文字で生成されるようにします。デフォルトではタグは小文字で書き出されます。出力をXHTMLに指定した場合は適用されません。 |
| ファイル名の最大文字数 | 自動生成されるファイル名の最大文字数を指定します。 |
| イメージクリエータのタイプ | 角田される画像に割り当てるクリエータタイプを指定します。ポップアップメニューから以下のようなオプションを選択することもできます。
[なし]を選択すると、クリエータタイプは指定されません。 [その他]を選択すると、左側の入力ボックスに明示的にクリエータタイプを入力して指定できます。 [デフォルトブラウザ]を選択すると、[ファイル]メニューの[ブラウザ設定...]コマンドで選択したデフォルトのブラウザが画像のクリエータタイプになります。 [アプリケーションを選択...]を選択すると、ハードディスクにインストールされているアプリケーションの中からクリエータを選択できます。 |
[ファイル]メニューの[アップロード...]コマンドでWebサーバにファイルをアップロードするときのデフォルトのアップロードメソッドとオプションを設定します。

サイトのパブリッシュを行って生成されるHTMLのエンコーディングや言語を設定します。またFreewayでサイトを制作する際にページのテキスト表示に使用するデフォルトのフォントを指定します。

| オプション | 説明 |
| デフォルトエンコーディング | [自動]を選択すると、サイトで使用しているテキストを元にエンコーディングが自動的に設定されます。ポップアップメニューからエンコーディングを選択することもできます。 |
| スペルチェック/ハイフネーション言語 | スペルチェックとハイフネーションに使用する言語を選択します。 |
| デフォルトフォント(エンコーディング) | Freeway書類を編集する際の表示フォントを、標準フォントと等幅フォントそれぞれについて、個別のフォントとサイズが指定できます。また選択したデフォルトフォントのエンコーディングも指定できます。[デフォルトフォント]ポップアップメニューからエンコーディングを選択し、次に[標準フォント]と[等幅フォント]ポップアップメニューからフォントを、それぞれの[サイズ]ポップアップメニューからフォントサイズを選択します。 |
書き出すGIF、PNG、JPEG画像のデフォルトのオプションを指定します。

| オプション | 説明 |
| GIFおよびPNG | デフォルトのカラーパレットを選択し、インタレース画像として書き出すかどうかを指定します。 |
| JPEG | JPEG画像をプログレッシブにするかどうか、さらにデフォルトの圧縮/画質のレベルを設定します。 |
| バイリニア法による拡大/縮小を適用 | 画像の拡大/縮小時にバイリニア法によるフィルタリングを行うかどうかを指定します。バイリニア法を適用すると画像の荒さが目立たなくなります。画像に線が描かれている場合には不向きかもしれません。 |
| 画像を256またはそれ以下のカラーでディザ処理 | 256色以下の画像を自動的にディザ処理して画質を向上させます。 |