マルチメディア素材を使う
Freewayでは標準的な形式のムービーや動画を扱うことができます。対応する形式には下記のようなものがあります:
- Adobe Premiere、Apple Final Cut Pro、iMovieなどのアプリケーションで作成されたQuickTime形式のムービー。
- Macromedia Director、Flash、FreeHandなどのアプリケーションで作成されたMacromedia Shockwave形式の動画。
上記2つの形式はWebで幅広く利用されています。再生するにはWebブラウザに専用のプラグインが必要ですが、ほとんどのユーザはインストールしているはずです。
マルチメディアファイルを読み込むには
方法1:
- 「Media」フォルダなど、Finderからファイルを直接ページにドラッグします。
コンテンツのサイズに合わせたHTMLアイテムが自動的に作成されます。
方法2:
- ツールバーから[HTML]ツールを選択し、ドラッグして矩形を描きます。
- 作成したアイテムが選択された状態で[ファイル]メニューから[読み込み…]を選択し、[読み込み]ダイアログボックスを開きます。
- 読み込むマルチメディアのファイルを選択し、[開く]ボタンをクリックして読み込みます。
QuickTimeが対応するプラグインコンテンツの場合はHTMLボックスにそのプレビューが表示されます。他の形式のコンテンツの場合はプラグインのアイコンとファイル名が表示されます。

サイトのパブリッシュを実行すると、サイトフォルダに指定されたマルチメディアのファイルがコピーされます。
[インスペクタ]パレットの設定パネルは、コンテンツの種類ごとに切り替わりますので、それぞれコンテンツの再生方法を設定します。
QuickTimeムービーの再生オプションを設定するには
- ムービーが挿入されているHTMLアイテムを選択します。
- [インスペクタ]パレット上部の出力設定アイコンをクリックして、QuickTimeムービーの出力設定を表示します。

- [自動再生]チェックボックスをチェックすると、ページがロードされたときに自動的にムービーの再生を開始します。
- [ループ]を[いいえ]にするとムービーは1回だけ、[はい]を選択すると繰り返し再生されます。[順送り/逆送り交互に再生]を選択すると、ムービーが普通に再生され終わると、逆方向に遡って再生されるという動作を繰り返します。
QuickTimeムービーのコントローラを表示させるには
- [インスペクタ]パレットの[出力設定]パネルにある[コントローラ]チェックボックスをチェックします。
- 次に[アイテム]メニューの[画像]サブメニューから[ボックスを画像に合わせる]を選択し、HTMLアイテムをコントローラつきでムービーを表示させる場合のサイズにします。

Webブラウザでムービーが表示されるとき、ユーザが手動で再生操作が行えるコントローラが提供されます。

Flashアニメーションの再生オプションを設定するには
- Flashアニメーションが挿入されているHTMLアイテムを選択します。
- [インスペクタ]パレット上部の出力設定アイコンをクリックして、Flashアニメーションの出力設定を表示します。

- アニメーションを繰り返し再生するには[ループ]チェックボックスをチェックします。
- [再生]チェックボックスをチェックすると、ページがロードされたときに自動的にアニメーションの再生を開始します。
- [品質]ポップアップメニューから品質を選択します。
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